プチッと

妖怪展

白うねり

化喋怖月 4

白うねりは、古布やぼろ雑巾が変化して妖怪になったものといわれています。江戸時代の妖怪画では、龍のような姿で描かれているものが有名ですが、中には、イタチや狐ような頭部を持った姿で描かれているものもあって、いくつかの種類がいるのかもしれません。夜な夜な、悪臭を放ちながら空中をゆらゆらと漂い、人の体にまとわりつくといわれていますが、昼でも、人気の無い森の中を漂うこともあるようです。