プチッと

妖怪展

青坊主

化喋怖月 11

狸が化けているとか、未熟な僧侶の成れの果てだとか、一つ目小僧の仲間だとか、いくつか説がありますが、詳細はほとんど解っていない謎の妖怪です。山口県のある地域では、山の神が青坊主になって人間に相撲を挑むとされ、うっかり相手をすると、命を落としてしまうような、大変な目に遭うといいます。しかし、江戸時代の妖怪画の中には、二つ目の青坊主が描かれているものもあって、相撲好きの青坊主が、一つ目なのか、二つ目なのかは解っていません。