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混沌とした創世記時代が終わり、太平の世へ突入していたエンドラーズ島には、すでに数百年の年月が流れていた。平和ぼけによる人間たちの退化を防ぐため、島を管理するメインコンピュータ「SHOW-GUN」は、故意に犯罪を作り出すシステムで、エンドラーズ島を活性化させていたが、元号が変わった浮世元年、システムエラーによってメインから独立したサイドコンピューター「DAIKAN-3」は、密かにシステムの乗っ取りを企てていた。

私の村では、もうずっと不思議な現象が続いている。7月20日から8月31日までの時間を何度も繰り返し、その度に、未来からのゲストが訪れている。それは、ピンク色の雲の出現から始まった。 今からたった一ヶ月と12日前のこと。しかし、私たちの記憶の時間でみるなら、3年も前の出来事。1975年の8月31日。最終便のバスが岩柿村のバス停に到着する頃。夏の終わりの太陽が、空を夏みかん色に染め出して間もない、5時15分頃のことだった。

新米魔女ミルクは、時間を使いこなす伝説の魔女族。といっても、ミルクが使える魔法は時間をたったの30秒間止めるだけ。もっと強力な時間魔法を使うには、魔女審査官たちの認めスタンプが必要なのです。それには、モンスターたちが抱えている問題を解決してあげること。

ミルキー牧場で、毎日同じウンコばかり転がして、ちょっと物足りなさを感じていた三匹のフンコロガシのもとへ、ふとっちょのカモメが現れました。「ウンコだらけの島へ行ってみないか?」彼の予想外の一言に、三匹は思わずときめきました。

やまんばは とっても こわーい妖怪なんだよ。なにしろ、大好物が人間の肉でね。つかまえた人間は、骨ごとバリバリ食べてしまうというから、そりゃあもう、あばれんぼうのクマより始末が悪い。動きも素早いし 力も強いから、どんな大男だろうと、やまんばにおそわれたら ひとたまりもない。それほど、こわいこわい妖怪なんだよ。これから聞かせる やまんばの話も、とびっきりこわいよ。ほっほっほっ。

小学4年生のカンタは、突然現れた妖怪ひょんジジに「妖怪カードで悪い妖怪たちを捕まえてくれ」と、頼まれてしまいました。ジャックという悪い妖怪が「妖怪たまご」を使って、人間の国を妖怪の国に変えてしまおうと、たくらんでいるらしいのです。しかし、普通の小学生に妖怪を捕まえられるわけがありません。すっかりビビったカンタに、ひょんジジは、こう付け足しました。

「ようかいたんていゲットマンに変身させてあげよう! かっこいい必殺技で妖怪たちを捕まえられるぞ!!」そう聞いて、強くてカッコいいヒーローを想像しちゃったカンタ。その気になって、ひょんジジの召し使いのマメタンとともに妖怪探しに出かけることになったのですが…、ゲットマンに変身してみると、なんだか様子が変です。カンタが想像していたかっこいいヒーローとは、ちょっと違っていたのです。

エナメル王国の住民たちは、王様を始め、みんな穏やかできれい好き。ですから、エナメル王国には、いつも平和な時間が流れていたのですが… ある日突然、キリキリ団と名乗る悪者たちが現れて、エナメル王国の住民たちを脅かし始めました。彼らはシロップボンバーを使って、食べ物をシロップ漬けにすると、住民たちを次々に甘党に変えてしまったのです。甘党になった住民たちは、次第になまけものになって、体を磨くことをやめてしまいました。ほうっておいたら、住民たちはキリキリ団の仲間になってしまいます。そこで立ち上がったのは、エナメル王国の救世主、ティース王子。王子は、得意技のティースパスタシャワーとホワイトデンタルビームを使って、キリキリ団の攻撃を防ぎ始めたのです。