エッガーランド・迷宮の復活
エッガーランド・迷宮の復活
1988年にHAL研究所から発売された、アクションパズルゲーム。
固定のパズル面をクリアすると、次の面へと進むことができるシステムで、上下、左右に動くことができる主人公の「ロロ」を操作し、敵のトラップをかわしながら、パズル面に配置された複数のハートフレーマーというハートのアイテムを獲得していく。
パズル面には宝箱が一つ置いてあって、全てのハートフレーマーを獲得すると宝箱が開き、中から次の面への扉を開くカギやアイテムが出現するしくみになっている。
しかし、油断していると、敵の攻撃をもろに受けてしまうし、場所によっては、道順を誤って行き止まりにはまってしまう。
そうならないように、ロロは前もって、緑色のブロックや卵に変化させた敵を動かし、最後のハートフレーマーを獲得した場所から、宝箱のある場所まで、敵の攻撃を避けられる安全なルートを確保しなければならない。
敵の種類は少ないし、敵からの攻撃もパターンが決まっているが、
各面に個性があって、飽きないように工夫されているうえに、
パズル面のレイアウトも実によく考えられている。
しかも面の数は100面以上も用意されているから、短時間でクリア出来てしまうようなお粗末なものではない。
10数面くらいまではサクサクとクリアできるが、それ以降から徐々に難しくなってくるから、面をクリアするごとに、達成感が大きくなっていく。
今でも時間をかけてじっくりと遊べる、良質のパズルゲーム。
このゲームは、いくつかのハードをまたいでシリーズ化された「エッガーランド」シリーズの一本で、第4作目にあたる。
ファミコン・ディスクシステム用のソフトとして1987年に発売された第3作目「エッガーランド」も、かなり面白かった記憶がある。
ぜひ、新たなハードで復活してほしいゲームである。
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