デイズ・オブ・サンダー
 
           
          デイズ・オブ・サンダー
1990年の作品。「トップ・ガン」の設定を、
そのままカーレースに置き換えたような映画のサントラ。
この映画での共演がきっかけで、
トム・クルーズとニコール・キッドマンが結婚したことでも、
後に話題になった映画だが、
ストーリーはそれほど面白いとは感じなかった。
しかし、音楽は気に入ったので購入したアルバム。というより、
ほとんど「自由への旅立ち-メイン・テーマ
 (原題=The Last Note of Freedom) 」、この一曲目当てに
買ったようなもの。
ホワイトスネイクのデヴィット・カヴァーデイルが唄っている。
名曲「イズ・ディス・ラブ」を彷彿とせさるバラード調の
イントロから、最後は雄叫びのように歌い上げるハードな曲調に
変化する、感動的な楽曲。だから当時は、
この曲ばかりを聞いていて、他はほとんど聞いていなかった。
今あらためてじっくり聞いてみると、
実は他の曲も良いのが揃っていたのに今頃気がついた。
シカゴ、エルトン・ジョン、ガンズ・アンド・ローゼス、
ティナ・ターナー、そうそうたるメンバーが楽曲を提供している。
当時はそれほど感じなかったが、
実は贅沢で豪華なアルバムだった。
そういえば「トップ・ガン」も映画はつまらなかったと
思ったのに、音楽は気に入ってサントラ盤を買った。
どちらもトム・クルーズ主演&トニー・スコット監督による映画。
「トップ・ガン」は大ヒットし、「デイズ・オブ・サンダー」も
結構ヒットしたと記憶している。確かに音楽は
どちらも良いと思うのだが、なんであんなに
映画がヒットしたのか、その面白さが今だによく解らない。
どちらの映画も公開時に見たっきりだから、
今見ると評価が変わるかもしれないが、音楽のように、
もう一度鑑賞しようという気持ちが、全然湧いてこない。
…やっぱり、鑑賞はサントラだけにしておこうと思う。
 
           
             
             
           
          関連CD
トップ・ガン
Original Soundtrack
(オリジナルLP=1986年リリース
CD=1999年リリース)
 
             
          音楽ちゃんぽん
Original Soundtrack
 
            1990年リリース

 曲目
  1. 自由への旅立ち~メイン・テーマ
     (デヴィッド・カヴァーデイル)
  2. 命を賭けて(ジョン・ウェイト)
  3. バリアー(ティナ・ターナー)
  4. ハーツ・イン・トラブル(シカゴ)
  5. 愛は傷つきながら(シェール)
  6. 天国の扉(ガンズ・アンド・ローゼズ)
  7. ラヴ・サムワン(エルトン・ジョン)
  8. ショー・ミー・ヘヴン
     (マリア・マッキー)
  9. サンダー・ボックス  
     (アポロ・スマイル)
10.長い夜を越えて(ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ)
11.ギミ・サム・ラヴィン
     (テリー・リード)