フライボーイズ
フライボーイズ
「フライボーイズ」は制作費70億円の大作映画だが、日本では単館で公開された。
第一次世界大戦、アメリカがまだ参戦していなかった時期に、志願してフランス空軍に入隊し、ドイツ軍と戦ったアメリカ人飛行機野郎たちの話。実話を基にしているらしい。
監督は、俳優、製作者としてもさまざまな映画に携わっているトニー・ビル…なのだが、その映画をほとんど見たことがない。唯一見た映画が「スティング」。なんと、その制作者の一人だと知って驚いた。
主演は「スパイダーマン」シリーズのジェイムズ・フランコ。フランス人教官役にジャン・レノも出演している。
結構おもしろかった。この映画、劇場で見たかった。単館で公開したのはもったいなさすぎる。あえて不満を言えば、 できればドイツ軍のエースのエピソードを、もう少し入れてほしかった。
「フライボーイズ」は、一応、アメリカ、フランス、ドイツの三ヶ国合作ってことになっているので、この映画を見た後、ふと「レッド・サン」を思い出した。アラン・ドロン、チャールズ・ブロンソン、三船敏郎共演の、1971年の映画。懐かしい。
原題●Flyboys
公開●2006年 (アメリカ)
監督●トニー・ビル
脚本●デビッド・S・フォード
出演●ジェイムズ・フランコ
ジェニファー・デッカー
ジャン・レノ
タイラー・ラビーン
マーティン・ヘンダーソン
関連映画
スティング
(1973年アメリカ)
レッド・サン
(1971年フランス、イタリア、
スペイン)
ブルーレイ版
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