アリス・イン・ワンダーランド
アリス・イン・ワンダーランド
ティム・バートン監督の創造するキャラクターたちは、どうしてこんなにも魅力的なんだろう。たとえ映画じたいはそれほど面白くなくても、キャラクター商品が発売されると、つい買ってしまいたくなってしまうほど、惹かれてしまう。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の時からその魅力は衰えていない。
むしろ増している。
数年前に食玩が流行ったとき、『不思議の国のアリス』のキャラクターたちを精巧なミニフィギュアで再現した食玩が発売されたことがあるが、同じような感じで、この映画の食玩が発売されたら、間違いなく、まとめ買いをしてしまうだろう。
劇場公開時、3D版でこの映画を鑑賞した。
『不思議の国のアリス』から13年後のことを描いたオリジナルのストーリーはまあまあ面白かったが、ちょっと気になったのは、シーンによって『アバター』のような背景の奥行き感をあまり感じなかったこと。
3DのシステムはReal D版で見たのだが、はじめは、これがIMAX版との違いなのかと思ったが、撮影方法やカメラによる違いなのかもしれない。まあ詳しいことは分からないが、違和感を感じるほどでもなかったし、飛び出す立体感は素晴らしかったので、その時はどちらのシステムで鑑賞しても、損得が生じるほどの差はないように思ったのだが、結局はこういう場合、同じ映画で、同じ日に映画館をはしごして見比べてみないと、違いが解らない。
原題●Alice in Wonderland
公開●2010年 (アメリカ)
監督●ティム・バートン
脚本●リンダ・ウールヴァートン
出演●ミア・ワシコウスカ
ジョニー・デップ
ヘレナ・ボナム=カーター
アン・ハサウェイ
マット・ルーカス
関連映画
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 3D
(1993年、2006年アメリカ)
3Dブルーレイ版
3Dブルーレイ版
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