ハート・ロッカー
ハート・ロッカー
キャスリン・ビグロー監督のこれまでの作品が、
一度も面白いと思ったことがなかったので、
どんな裏技を使ってアカデミー賞を総なめにするほどの作品を
撮ったのだろうと、ちょいと勘ぐってしまったが、
さすがに作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞など、6部門を受賞した作品だけに、なかなか面白かった。
主人公が爆弾処理班という、戦争映画としては珍しい設定で、
もの凄く緊張感があってヒヤヒヤさせられた。
とても女流監督の演出とは思えないアクションシーンも良かった。
これなら次回作に大いに期待してしまうが、
ジェームス・キャメロンのように、前回作を越える偉大な作品を、果たして彼女は作ることができるのだろうか。
原題●The Hurt Locker
公開●2008年 (アメリカ)
監督●キャスリン・ビグロー
脚本●マーク・ボール
出演●ジェレミー・レナー
アンソニー・マッキー
ブライアン・ジェラティ
ガイ・ピアース
ブルーレイ版
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