ラブリーボーン

ラブリーボーン

「ロード・オブ・ザ・リング」よりも、ピーター・ジャクソン版「キング・コング」が好きなので、公開前からこの映画には大いに期待していた。過度な期待はがっかりな結果を招きかねないので、

一抹の不安はあったが、予想以上に面白かった。

幻想的なシーンと切なく響く音楽で、

感動的なラストシーンへと導いていくあたりは、

さすがジャクソン監督。上手すぎる。

素晴らしいシーンがいくつもあったが、

特にボトルシップのシーンは大変良かった。それから、主人公役のシアーシャ・ローナンがとても素晴らしかった。表情が良い。

ラストシーンでは、うっかり泣きそうになってしまった。

今後の彼女の活躍がとても楽しみだが、できればもう一度、

ピーター・ジャクソン監督の新作に出演してほしい。

原題●The Lovely Bones

公開●2009年 (アメリカ、イギリス、ニュージーランド)

監督●ピーター・ジャクソン

脚本●ピーター・ジャクソン　フラン・ウォルシュ

　　　フィリッパ・ボウエン

出演●シアーシャ・ローナン

　　　マーク・ウォールバーグ

　　　レイチェル・ワイズ　ローズ・マクアイヴァー

　　　スタンリー・トゥッチ