G.I.ジョー
G.I.ジョー
見る前はあまり期待していなかったが、なかなか面白かった。
驚異の映像は「トランスフォーマー:リベンジ」に負けてはいない。こっちは、パリの街がもう大変なことになってる。
監督は「ハムナプトラ失われた砂漠の都」「ヴァン・ヘルンシグ」のスティーブン・ソマーズ。
VFXアクションシーンの演出は、過去の二作品同様、実にお見事。
息つく暇もないほど、激しいアクションが連続する。
特にカーチェイスシーンはとても迫力があった。
ただしこの映画は、「トランスフォーマー:リベンジ」とともに、2010年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞にノミネートされてしまった。幸い、受賞は「トランスフォーマー:リベンジ」に譲ったが、最低助演女優賞はこの映画に出演しているシエナ・ミラーが受賞してしまった。
まあ、この種の映画は、ストーリー重視で見ると突っ込みどころ満載になってしまうので、アクションと特撮重視で割り切って見たほうがたっぷり楽しめる。続編が制作されるようだが、次回作にも驚異の映像を大いに期待したい。
原題●G.I. Joe: The Rise of Cobra
公開●2009年 (アメリカ)
監督●スティーヴン・ソマーズ
脚本●スチュアート・ビーティー
デヴィッド・エリオット
ポール・ラヴェット
出演●チャニング・テイタム
デニス・クエイド
レイチェル・ニコルズ
関連映画
ハムナプトラ/失われた砂漠の都
(1999年アメリカ)
ヴァン・ヘルンシグ
(2004年アメリカ)
映画感SHOW