ノッティングヒルの恋人
ノッティングヒルの恋人
エルヴィス・コステロが唄うテーマ曲の「She」はよく聞いていたのだが、肝心の映画はまだ見ていなかった。
ジュリア・ロバーツの大ヒット作品とはいえ、ありふれた
ラブコメかなと思って期待していなかったのだが、
とても面白かった。
設定は違うが、なんか「ローマの休日」のような
映画だったんだな。と思ったら、
やっぱり「ローマの休日」を下書きにして制作したらしい。
といっても、別物と思えるくらい現代風にいい感じに
アレンジしているし、ラストもすっきりして気持ちがいい。
単なるリメイクにしなかったから大ヒットしたのかもしれない。
主役二人ももちろん良かったが、脇役陣も良かった。
特にルームメイトの変人男が、
なかなか良い味出してて面白かった。
ヒュー・グラント扮するウィリアムの妹の誕生日パーティーで、
ジュリア・ロバーツ扮するアナに気づいた時の、
妹や身内たちのはしゃぎっぷりには、分かっていても
大笑いさせられてしまったし、ウィリアムスが
街中を歩きながら一年が経過していくシーンは、
とても素晴らしかった。
「プリティ・ウーマン」や「ベスト・フレンズ・ウェディング」
よりは断然良かった。
原題●Notting Hill
公開●1999年 (アメリカ)
監督●ロジャー・ミッシェル
脚本●リチャード・カーティス
出演●ヒュー・グラント
ジュリア・ロバーツ
リス・エヴァンス
ティム・マッキナリー
ヒュー・ボネヴィル
関連映画
ベスト・フレンド・ウェディング
(1997年アメリカ)
プリティ・ウーマン
(1990年アメリカ)
ブルーレイ版
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