オールナイター
オールナイター
イーグルス解散後に発表された、グレン・フライの二枚目のソロ・アルバム。オリジナルアルバムは、日本で最も洋楽が流行っていた80年代中期、1984年にリリースされた。
イーグルス時代、ドン・ヘンリーとともに数々の名曲を世に送り出したグレン・フライの才能は、ソロになってさらに磨きがかかった。 全体的に大人の雰囲気を醸し出し、優しく落ち着いた音作りになっている。シングルカットされた「セクシー・ガール」は大ヒットした。
オリジナルアルバムは、曲目1~10までの全10曲の収録となっていたが、後のCDでの再リリース時、他のサウンドトラック盤に収録されていた曲目11~13までの3曲が、日本盤のみボーナストラックとして追加収録された。
「ヒート・イズ・オン」は映画「ビバリー・ヒルズ・コップ」の主題歌として、「ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ」はドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」の挿入歌として、どちらも80年代中期に大ヒットした曲。
おかげで、日本盤「オールナイター」のCDは、グレン・フライのベスト盤のようなアルバムになっている。
オリジナルアルバムには収録されていなかった「ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ」だが、この曲は間違いなくグレン・フライの代表曲。 アルバムの最後を飾るのに相応しい。 同時期に発表されたドン・ヘンリーの「ビルディング・ザ・パーフェクト・ビースト」に収録されている「ボーイズ・オブ・サマー」とともに、80年代を代表する名曲だと思う。
関連CD
ビルディング・
ザ・パーフェクト・ビースト
ドン・ヘンリー
オリジナルLP=1984年リリース
音楽ちゃんぽん
グレン・フライ
原題 The Allnighter
オリジナルLP=1984年リリース
曲目
1. オールナイター
2. セクシー・ガ-ル
3. アイ・ガット・ラヴ
4. サムバディ・エルス
5. ラヴァーズ・ムーン
6. スマグラーズ・ブルース
7. レッツ・ゴー・ホーム
8. ベター・イン・ザ・U.S.A.
9. リヴィング・イン・ダークネス
10. ニュー・ラヴ
11. ヒート・イズ・オン
12. フリップ・シティ
13. ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ