天然コケッコー
天然コケッコー
「天然コケッコー」を見た。二回目。前に見たのは半年ほど前だったか。去年から今年にかけて、近年に制作された少年少女が主人公の、いわゆる青春映画を数多く見ているのだけど、最近の邦画の青春映画って、なんかとても面白いものが多くて驚いた。中でも際立って良かったのがこの映画。
どこが良いのかっていうと…、説明するのにとても困ってしまう。「ここが良い」ってハッキリ言えないのに、なんか、惹かれてしまった。
たぶん、この映画の持つ雰囲気に惹かれたのかもしれない。
マンガが原作だというので、短編マンガの映画化だと思ったら、単行本14巻の長編マンガだった。
一部のエピソードの映画化だけど、原作の面白い部分を集めて、上手い具合にまとめているように思った。
これまで見た中で「天然コケッコー」以外では、「ハリヨの夏」「机のなかみ」「バッテリー」「夜のピクニック」あたりが良かった。特に「バッテリー」。ベストセラーの映画化っていうと、残念な映画になる場合が多いという偏見を持っているものだから、あまり期待していなかったのだけど、雰囲気がとても良かった。
原作●くらもちふさこ
公開●2007年
監督●山下敦弘
脚本●渡辺あや
出演●夏帆
岡田将生
佐藤浩市
夏川結衣
映画感SHOW